「無添加」の読み方|食品表示ガイドラインで宅配食の表示を見分ける

宅配食選びで「無添加」という言葉に惹かれる方は多いはずです。ただしこの言葉、2022年に国(消費者庁)が使い方のルールを定めたことをご存知でしょうか。読み手として知っておくと、選ぶ力が一段上がります。
国のルールの要点(平易に)

消費者庁「食品添加物の不使用表示に関するガイドライン」(2022年3月)は、誤解を招く「無添加」表示の型を10類型に整理しました。読み手として大事なのは次の3点です。
- 「無添加」単独表示は要注意 — 何が無添加なのか書いていない表示は、ルール上も望ましくないとされています。誠実な事業者ほど「化学調味料不使用」「保存料・着色料不使用」と対象を特定して書きます
- 「無添加=安全・健康」ではない — 添加物の安全性は国の基準で管理されており、不使用表示は安全性の優劣を意味しません。「無添加だから体に良い」と断定する記事は、それ自体が誤解を招く表現です(当サイトもこの断定はしません)
- 注記まで読む — 「〜を除く」という注記に本当の定義があります。例えばシェフの無添つくりおきの公式ページには「塩化マグネシウム(にがり)、水酸化カルシウムなど伝統的な製法において古来より使用される食品添加物を除く」という注記があります(2026-08-30確認)。これは不誠実なのではなく、定義を明示している誠実な書き方です
選ぶときの実践

- 「何を使っていないか」が特定して書かれているかを見る
- その方針が自分の優先順位(味・価格・安心感)とどう釣り合うかで選ぶ






出典: 消費者庁「食品添加物の不使用表示に関するガイドライン」(2022年3月) https://www.caa.go.jp/ / シェフの無添つくりおき公式ページの注記(2026-08-30確認)