オクトパスエナジーの実質再エネ100とは?非化石証書とCO2係数

先に結論: オクトパスエナジーの「実質再エネ100」は、対象プランの電気に再エネ指定ありの非化石証書を組み合わせる仕組みです。物理的な電源がすべて再エネという意味ではありませんが、公式は調整後CO2排出係数を0.000kg-CO2/kWhと示しています。
実質再エネ100は環境価値を組み合わせた電気

実質再エネ100とは、供給する電気に再エネ指定ありの非化石証書を組み合わせる仕組みです。非化石証書は、電気に再エネとしての環境価値を加えるために使われます。
家庭へ届く電気には、火力発電や卸電力取引所から調達した電気なども混ざっています。電源ごとに送電線を分けて家庭へ届ける仕組みではないため、実際の電源構成と、証書を反映した後の環境価値は分けて考える必要があります。
- 物理的な電源構成には火力やJEPXからの調達分も含まれる
- 対象プランには再エネ指定ありの非化石証書を組み合わせる
- 証書を反映した調整後CO2排出係数は0.000kg-CO2/kWh
つまり、「発電所から家庭まで再エネだけが届く」という説明ではありません。電源構成を確認したうえで、非化石証書によって環境価値を付けた電気と理解すると分かりやすいでしょう。電源の内訳はオクトパスエナジーの電源構成でも確認できます。
CO2係数0.000kg-CO2/kWhが示すこと

公式が掲げる0.000kg-CO2/kWhは、非化石証書を反映した後の調整後CO2排出係数です。発電時に火力を一切使っていないという意味ではなく、対象プランに付けた環境価値を考慮した数値です。
| 確認項目 | 公式の表示 |
|---|---|
| 対象 | 実質再エネ100の対象プラン |
| 使用する証書 | 再エネ指定ありの非化石証書 |
| 調整後CO2排出係数 | 0.000kg-CO2/kWh |
| 物理的な電源 | 火力やJEPX調達分などを含む |
2025年4月1日から2026年3月31日までの供給分について、0.000kg-CO2/kWhは計画値として掲載されています。2023年度供給分の実績値も0.000kg-CO2/kWhです。ただし、計画値は確定した調達実績ではないため、年度表示も一緒に見ることが大切です。
電源構成を見ると火力も含まれている

実質再エネ100の対象プランでも、計画上の電源構成は再エネだけではありません。2025年4月1日から2026年3月31日までの供給分では、LNG火力が中心で、JEPXからの調達分なども計上されています。
| 電源 | 計画値 |
|---|---|
| LNG火力 | 76.61% |
| 石炭火力 | 2.70% |
| 石油火力 | 0.03% |
| 太陽光 | 0.72% |
| 風力 | 0.06% |
| FIT電気 | 0.46% |
| JEPX | 17.16% |
| その他 | 1.56% |
この内訳と、再エネ指定ありの非化石証書を組み合わせた結果として、実質再エネ100と調整後CO2排出係数ゼロを示しています。電源構成と環境価値は、同じものとして読まないことがポイントです。
ここまでで疑問が解けた方へ公式サイトで確かめる
対象プランと対象外プランを分けて確認する

オクトパスエナジーの全プランが同じ扱いではありません。公式ページでは、グリーンオクトパス、EVオクトパス、ソーラーオクトパス、LLオクトパス、みなとみらいオクトパス、動力オクトパス、オール電化オクトパスなどが対象として示されています。
一方、スタンダードオクトパスは別です。公式ページでは非化石証書を使わず、再エネ価値とCO2ゼロエミッション価値を持たないと説明されています。2024年度供給分実績値の調整後CO2排出係数は0.3kg-CO2/kWhです。
そのため、会社名だけを見て判断せず、契約する料金メニューの名称と電源構成ページを照らし合わせてください。住所によって選べるプランが異なるため、利用可否は供給エリアと郵便番号での確認方法も参考になります。
よくある疑問

家に届く電気は再エネだけですか?
いいえ、その意味ではありません。公式の電源構成にはLNG火力、石炭火力、JEPX調達分などが含まれます。対象プランでは、そこへ再エネ指定ありの非化石証書を組み合わせています。
非化石証書があれば発電時のCO2も出ないのですか?
発電時の燃料構成そのものが変わるわけではありません。0.000kg-CO2/kWhは、証書の環境価値を反映した調整後の排出係数です。
グリーンオクトパスだけが対象ですか?
グリーンオクトパス以外にも、EV、ソーラー、オール電化など複数の対象プランが公式ページに記載されています。ただし、契約予定の料金メニューが対象かは個別に確認してください。
電気料金も固定されますか?
実質再エネ100は環境価値についての説明で、料金が固定されることを示すものではありません。料金の変動要素は料金の仕組みと燃料費調整額で別に確認する必要があります。
契約前はプラン名と年度を公式ページで確認する

申込み前には、対象プランか、数値が計画値か実績値か、どの供給年度の情報かを確認しましょう。郵便番号を入力して選択可能なプランを調べ、表示された正式な料金メニュー名を控えると確認しやすくなります。
- 契約候補の正式なプラン名を確認する
- 実質再エネ100の対象一覧と照合する
- 電源構成の対象年度と計画・実績の区別を見る
- 料金単価や燃料費調整額は別に確認する
環境面を重視する場合でも、「実質」の仕組みと実際の電源構成を分けて読めば、表示の意味を取り違えにくくなります。
公式サイトで料金を確認する
郵便番号を入れると、住まいで選べるプランと料金の見積もりが表示されます。申し込み前の確認だけでも使えます。
電気代の仕組みに納得したうえで、自宅の使い方に合うプランを選びたかったのですよね。
公式サイトでは、郵便番号から住所で選べるプランと料金を確認し、切替または引越しの申込みへ進めます。
郵便番号を入力し、切替なら最新の検針票、引越しなら新居の住所や入居日を用意して、希望プランを選びましょう。
プランの提供状況や料金単価は住所と申込時点で異なるため、公式サイトの最新表示を確かめてください。



出典: オクトパスエナジー 電源構成・非化石証書 / オクトパスエナジー スタンダードオクトパス電源構成(2026年9月20日確認)