オクトパスエナジーの電源構成は?火力比率と実質再エネの仕組みを確認

先に結論: オクトパスエナジーの対象プランは、発電・調達した電気そのものが再エネだけで構成されるわけではありません。実際の電源構成にはLNG火力やJEPXが含まれますが、再エネ指定ありの非化石証書を組み合わせ、公式上は実質再エネ100%、CO2調整後排出係数0.000 kg-CO2/kWhとしています。
まず押さえたい電源構成の結論

電源構成と環境価値は分けて確認する必要があります。実質再エネの対象プランでも、実際に調達する電気には火力発電やJEPXからの調達分が含まれています。再エネだけを調達して各家庭へ送るという説明ではありません。
公式が示す2025年4月1日〜2026年3月31日供給分の計画値では、LNG火力が76.61%、JEPXが17.16%です。主な項目を2023年度の実績値と比べると、次のようになります。
| 電源 | 計画値 | 2023年度実績値 |
|---|---|---|
| LNG火力 | 76.61% | 67.88% |
| 石炭火力 | 2.70% | 2.29% |
| 石油火力 | 0.03% | 0.04% |
| JEPX | 17.16% | 19.43% |
| 太陽光 | 0.72% | 0.14% |
| FIT電気 | 0.46% | 1.24% |
ここで重要なのは、2025年4月1日〜2026年3月31日供給分の数字が実績ではなく計画値であることです。契約を考えるときは、計画と確定した実績を混同しないようにしましょう。
実質再エネと非化石証書の仕組み

実質再エネとは、調達した電気に環境価値を組み合わせる考え方です。オクトパスエナジーは、火力やJEPXなどを含む電気に、再エネ指定ありの非化石証書を組み合わせています。
| 確認するもの | 公式の説明 |
|---|---|
| 実際の電気 | 火力、太陽光、風力、水力、地熱、バイオマス、FIT電気、JEPXなどを含む |
| 加える環境価値 | 再エネ指定ありの非化石証書 |
| 対象プランの扱い | 実質再エネ100%、CO2調整後排出係数0.000 kg-CO2/kWh |
そのため、「実質再エネ100%」という表示を、家庭へ届く電気の発電元がすべて再エネだという意味で読むのは正確ではありません。実際の調達内容と、証書によって付けた環境価値を合わせて示したものです。
すべてのプランが同じではない

実質再エネの扱いはプランごとに異なります。公式ページでは、グリーンオクトパス、EVオクトパス、ソーラーオクトパス、LLオクトパス、みなとみらいオクトパス、動力オクトパス、オール電化オクトパスなどが対象として示されています。
一方、スタンダードオクトパスは非化石証書を使わず、再エネ価値やCO2ゼロエミッション価値を持たないと説明されています。2024年度供給分実績値の調整後CO2排出係数は0.3 kg-CO2/kWhです。
会社名だけで判断せず、契約するプラン名まで確認してください。証書と排出係数を詳しく知りたい場合は、実質再エネと非化石証書の解説も確認できます。
ここまでで疑問が解けた方へ公式サイトで確かめる
電源構成を見るときの注意点

比率だけでなく、年度、計画か実績か、証書の有無まで見ることが大切です。確認するポイントを整理すると、次のとおりです。
- 電源構成にLNG火力、石炭火力、石油火力が含まれているか
- JEPXからの調達分がどの程度あるか
- 表示された数値が計画値か、供給後に確定した実績値か
- 契約予定のプランが再エネ指定ありの非化石証書を使う対象か
電源構成は、電気料金の決まり方を示すものではありません。燃料費調整額などの料金構造は別に確認が必要です。料金面はオクトパスエナジーの料金の仕組みで整理しています。
オクトパスエナジーの再エネでよくある疑問

火力発電が多くても実質再エネといえるのですか?
公式は、実際の電源構成と環境価値を分けて説明しています。調達電力には火力が含まれますが、対象プランでは再エネ指定ありの非化石証書を組み合わせ、実質再エネとして扱っています。
JEPXの電気は再エネですか?
公式の電源構成では、JEPXは独立した調達区分として掲載されています。JEPX分そのものをすべて再エネとする説明ではなく、対象プラン全体に非化石証書を組み合わせる仕組みです。
CO2がまったく出ない電気という意味ですか?
公式に示されているのは、対象プランのCO2調整後排出係数が0.000 kg-CO2/kWhということです。火力発電を含む実際の電源構成から、物理的な排出がないという意味ではありません。
スタンダードオクトパスも実質再エネですか?
公式説明では異なります。スタンダードオクトパスには非化石証書を使わず、再エネ価値やCO2ゼロエミッション価値を持たないとされています。プラン名を確認して区別しましょう。
契約前にプラン名と公式の最新表示を確認しよう

最後は、住所で選べるプランと、そのプランの環境価値を照らし合わせます。公式サイトは郵便番号を入力して、地域ごとに選択できるプランを確認する仕組みです。
- 郵便番号を入力し、申込み可能なプラン名を確認する
- そのプランが実質再エネの対象として掲載されているか確認する
- 電源構成の年度と、計画値・実績値の区別を確認する
- 料金や燃料費調整額も分けて比較する
住所による確認方法はオクトパスエナジーの供給エリアの確認方法も参考になります。再エネを重視する場合は、会社全体のイメージではなく、申込み画面に表示されたプラン名と公式の電源構成ページを見比べて判断してください。
公式サイトで料金を確認する
郵便番号を入れると、住まいで選べるプランと料金の見積もりが表示されます。申し込み前の確認だけでも使えます。
電気代の仕組みに納得したうえで、自宅の使い方に合うプランを選びたかったのですよね。
公式サイトでは、郵便番号から住所で選べるプランと料金を確認し、切替または引越しの申込みへ進めます。
郵便番号を入力し、切替なら最新の検針票、引越しなら新居の住所や入居日を用意して、希望プランを選びましょう。
プランの提供状況や料金単価は住所と申込時点で異なるため、公式サイトの最新表示を確かめてください。



出典: 電源構成・非化石証書 / スタンダードオクトパス電源構成