「給湯器の無料点検」訪問に注意 — 点検商法の手口と断り方

「近くで工事をしていて、お宅の給湯器が危険に見えた」「無料で点検します」— こうした訪問から高額な交換契約につながるトラブル(点検商法)が急増しています。国民生活センターへの点検商法の相談は年間約2万件にのぼり、契約当事者の7割以上が70歳以上です。給湯器・屋根・排水管が定番の狙い目とされています。
よくある手口

- 頼んでいないのに「無料点検」を申し出る
- 点検後に「このままでは危険」「今にも壊れる」と不安をあおる
- 「今日契約すれば割引」「モニター価格」と即決を迫る
- 相場より大幅に高い金額、あるいは不要な工事まで契約させる
その場でできる防衛

- 頼んでいない点検は断る。ドアを開ける前にインターホンで用件を確認する
- 「危険」と言われてもその場で契約しない。「家族と相談する」で一度帰ってもらう
- 本当に不安なら、リモコンにエラーが出ていないかを確認し(エラーコード事典)、自分で選んだ業者かメーカーに点検を依頼する
- 交換をすすめられたら必ず複数の見積もりを取り、機種名(型番)と工事内訳を書面でもらう
契約してしまっても: 訪問販売の契約は、法定の書面を受け取った日から8日以内ならクーリングオフ(無条件解除)ができます。困ったときは消費者ホットライン188(いやや)に電話すると、最寄りの消費生活センターにつながります。
「危険」と言われた表示の本当の意味を確認する

たとえばリモコンの888(88)は故障ではなく点検時期のお知らせです。訪問業者の説明を鵜呑みにせず、メーカー公式資料に基づくエラーコード事典で意味を確かめてください。
自分で選んで見積もりを取る(東京・神奈川の方)
参考: 国民生活センター(点検商法に関する注意喚起・相談統計)/ 消費者ホットライン188


